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【腰痛】痛み止めや湿布は悪化させることも!?

痛み止めや湿布は手軽に出来るコリや痛みの対策

でも痛み止めや湿布で治ってるの?

腰痛に限ったことではないのですが,肩がこったら肩に湿布を貼り,膝が痛ければ膝に湿布を貼ったり・・・。

それでもダメなら痛み止めを飲んでみたり・・・。

こんな経験したり,こんな光景を身近に見かけたりしますよね?

整形外科を受診したら,よほどひどい状態と診断されない限り

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しばらく様子を見ましょう 。

と言われて処方されたり,わざわざ病院へ行かなくても街の薬局などで誰でも簡単に買えるのが,

「痛み止め」や「湿布」です。

そして,痛み止めや湿布を使うとコリや痛みが一時的に楽になります。

では,楽になるからといって,この痛み止めや湿布にコリや痛みを治す力はあるのかというと

答えはノーです。
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ええっ!?
いつも腰が痛くなると湿布を貼ると痛みが楽になるし,それでもつらいときは痛み止めを飲んでゆっくり休むと2,3日後には良くなってるので痛み止めや湿布には治す力があるんじゃないの!?

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いえいえ,こうした勘違いをされてる方が時々いますが,痛み止めや湿布には治す力は全くありません。

では,なぜ痛み止めや湿布であたかも治ったように思えるのか,そのメカニズムを説明します。

また,なぜ痛み止めや湿布で悪化する可能性があるのかも合わせて説明したいと思います。

痛み止めや湿布はコリや痛みを感じにくくしてるだけ。

コリや痛みを感じないから治ったように思えるのです。

はい。

タイトルそのままが答えですね。(笑)

この場合の痛み止め,つまりロキソニンなどの鎮痛剤は,簡単に言うと体内で出来る痛みを感じさせる物質の生成を抑えることにより痛みを感じないようにしています。

そして湿布,またそれと同様の作用を持つ塗り薬は貼ったり塗ったりすることで湿布に含まれる痛みを抑える成分が皮膚から染み込んで痛みを感じる物質の生成を抑えてるのです。

どっちも痛みの物質の生成を抑えるという同じようなことをしているわけですね。

そのために,痛み止めや湿布を使うと痛みが和らいで治ったように思えたりするんです。

でも痛み止めや湿布を使い続けてると治るのはなぜ?

痛み止めや湿布を使い続けて,数日もしたらコリや痛みが改善したりすることは良くあります。

これは,痛み止めや湿布が治したのではなく,痛み止めや湿布を使っているうちに自己治癒力によってコリや痛みが改善したのです。

いつも書いてることですが,人の体には自己治癒力という素晴らしい治療機関を誰もが持っています。

ですから,わざわざ痛み止めや湿布を使ったりしなくても同じくらいの期間で治ります。

いや,痛み止めや湿布を使わない方が治るのが早くなることが多々あります。

むしろ,痛み止めや湿布を使うと治癒期間が長引いたり,最悪の場合悪化することもあるのです。
(やっと本題に来ました。(笑))

痛み止めや湿布を使い続けてると悪化する理由とは?

痛みが感じにくくなってることが問題なんです。

コリや痛みというものは,身体を酷使したり,怪我をしたりしたときに,

もうこれ以上動かさないで!

というサインです。

これを痛いからといって安易に痛み止めや湿布で痛みを感じにくくすると痛みが和らぐためにまた動かしてしまいます。

極端な例かもしれませんが,もし足を骨折したときに全く痛みを感じなかったらどうなりますか?

痛みを感じなかったら恐らくほとんどの方は骨折してるにも関わらず,今まで通りに歩いたり走ったりするでしょう。

そうすることにより,いつまでも骨折は治らないばかりか,より悪化してしまいます。

痛みを抑えてしますとこれに近いことが起きるんです。

また,身体の自己治癒力の限界を超えると痛み止めや湿布をどれだけ使っても,自然に治ったりすることがなく,いつまでも痛みが続くようになります。

コリや痛みは身体から出ているサインですので安易に痛み止めや湿布で誤魔化さず,原因を突き止め根本から改善することが重要なんです。

さいごに・・・。

痛み止めや湿布は時と場合によっては使って下さい。

ここまで痛み止めや湿布を使うことによる注意点を説明しましたけど,何が何でも使ってはダメということではありません。

痛みをこらえててでも,どうしても出かけなければならないときもあるでしょうし,どうしてもやらなきゃいけない仕事があったりもします。

そんな緊急の場合は遠慮なく使用して下さい。(もちろん適切な使用範囲で)

使い続けることが良くないんです。

薬局で買えるような薬はほとんど緊急用と思ってください。

一時的に症状を緩和するのに非常に適してます。

しかし,症状が緩和するからといって長期に渡って使い続けることが良くないんです。

長期に使い続けることにより,悪化させたり,より強い薬を求めるようになったり,ひどい場合は薬がないと生活できなくなるような薬依存の体質になってしまいます。

どんなお悩みも身体の状態を良くすれば自然と改善していきます。

前述したように薬など使わず,何もしなくても身体は自己治癒力によって悪い所があれば自動修復していきます。

これが,改善しないのは身体の状態が良くないために自己治癒力が低下してるからであり,逆に身体の状態が良くなって自己治癒力が上がってくれば腰痛だけでなく様々な症状の改善に期待出来るのです。

そのカギを握るのは

「首・背骨・骨盤」です。

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あなたも当店で「首・背骨・骨盤」を正しい状態に戻して自己治癒力を上げ,身体の様々なお悩みを改善しませんか?