電話に出ない時はLINEやメールをご利用ください。

【間違い】痛い施術は効果が高いと思ってませんか?

未だに根強い 【整体=痛いことされる】というイメージ

「良薬は口に苦し」,「良治療は身体に痛し」・・・ん?

昔のことわざに「良薬は口に苦し」というものがあって,意味は良い薬ほど苦いもの・・・という事なんですが,これと同様に良い治療や施術ほど痛いものと思ってる人が多いようです。

こんなエピソードも・・・。

ある日,・・・

https://reef.jp/wp-content/uploads/2019/11/100-5.jpg

私の母が肩こりがあまりに辛くて自宅の近くの鍼灸整骨院に通ってるんですけど,凄く強く押されたり,ストレッチされたりするんです。

でも,痛い方が効果があると思って施術中もずっと我慢してるみたいなんですけど,このまま我慢して施術を受け続けた方がいいですよね?

https://reef.jp/wp-content/uploads/2019/07/asereef.png

う~ん・・・改善はしてるんですか?

https://reef.jp/wp-content/uploads/2019/11/100-5.jpg

いや,あまり楽にはなっていないみたいで,この間たまたま見たら肩にアザみたいなのがありました。

https://reef.jp/wp-content/uploads/2019/07/asereef.png

いやいやいや,改善してるならまだしもアザになるまで押されてるならやめたほうがいいですよ。

このように痛い施術を効果が高いと思って我慢して受けてる方って結構多いんです。

身体の改善には自律神経の働きが重要なのです。

自律神経って聞いたことありますか?

自律神経ってよく耳にするけど,どういうものかよくわかっていない方も多いと思います。

自律神経っていうのは,手や足などの筋肉を動かす運動神経などと違って意思とは無関係に体の各臓器をコントロールしている神経です。

心臓を動かして血液循環を促したり,暑い時は汗かいたり,寒い時には鳥肌立ったり震えたりして体温調整したり,他にも呼吸や消化やホルモン分泌などが自律神経の主な働きです。

自律神経は交感神経と副交感神経と2種類

交感神経=緊張モードの神経

交感神経は「闘争と逃走の神経」と呼ばれていて,日中などに仕事や勉強,スポーツなどの活動を行っている時に活性化します。

副交感神経=リラックスモードの神経

交感神経とは対象的に,「休息の神経」と呼ばれていて,夜間などの休息時やリラックスした状態の時に活動します。

身体が治る時は副交感神経優位時です。

この副交感神経優位の状態になると心拍数を下げ血管を拡張し,ホルモン分泌を増加させます。

血管が拡張するので血液やホルモンが身体中に運ばれやすくなり,また体内に溜まった老廃物を除去しますので,そのため寝ると疲労回復したり身体の不調が良くなるのです。

なぜ,痛い施術はダメなのか?

痛い施術を受けてる時は自律神経は交感神経優位のまま。

ここまでの話で感の良い方なら気づいたかもしれませんが,痛い施術というのは患者様が決してリラックスをすることなく,次は何されるんだろう?と怯えながら身構えてしまいます。

つまり,痛い施術を受けると常に緊張モードの神経である交感神経が優位の状態になってしまい,身体が改善する事とはかけ離れた状況となってしまうのです。

これが,果たして施術と言えるのでしょうか?

さいごに・・・

良い施術とはリラックスできる施術です。

施術を終えるとたまに患者様から

https://reef.jp/wp-content/uploads/2019/06/bikkuri2.jpg

すいません。ウトウトして寝ちゃいました。

と,照れくさそうに仰る方もいますが,これは全然良い事なんです。

身体が治ったり良くなったりするには,身体がリラックスした副交感神経優位の状態である必要があります。

そのため,患者様がウトウトしたり寝たりするというのはリラックス出来ている証拠なので良い施術が出来ていると言えるのです。

当店の施術はそのためにソフトな施術しかしないのです。

これらの理由により当店は痛い施術を一切行わないのです。

巷には

あん摩マッサージ,鍼灸,カイロプラクティック,オステオパシー,アロマセラピー,筋膜リリースなど

代替医療,民間療法含めて様々なものが存在しますが,身体を根本的に改善できるのは,「自己治癒力」のみと個人的には思っています。

https://reef.jp/wp-content/uploads/2019/06/bbb-1.jpg

この自己治癒力を最大限に発揮する状態が副交感神経優位の状態であり,身体を整えつつ,上手く副交感神経優位の状態へ導くことができる施術こそ本物の施術だと思うのです。

皆様はどう思われますか?