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なぜ近年は「肩こり」より「腰痛」の方が多いのか?

厚生労働省の

「2022(令和4)年 国民生活基礎調査」では,

自覚症状のランキングが男女ともに

1位が「腰痛」,2位が「肩こり」

となっています。

以前は,女性では

1位が「肩こり」,2位が「腰痛」でしたが,

近年は順位が入れ替わりました。

この理由について

厚生労働省が明確な原因を

発表しているわけではありません。

しかし,

その要因の一つとして考えられるのが,

セルフケアの普及です。

近年では,

・ストレッチ
・YouTubeやSNSなどのセルフケア動画

など,

自宅で肩こりをケアできる方法が

以前より身近になりました。

肩こりは,こうしたセルフケアで

症状が和らぐ方も少なくありません。

(但し,根本改善でなく,一時的な緩和の場合が多いのですが・・・。)

一方で,腰痛は原因が非常に多様です。

筋肉の疲労だけでなく,

姿勢や体の使い方,加齢による変化,

運動不足,ストレスなど,

さまざまな要因が重なって起こることがあります。

そのため,セルフケアだけでは

十分な改善につながらないことも

少なくありません。

実際に肩こりに比べると,

腰痛の方がセルフケアだけでは

対応が難しいケースが多いことは,

多くの医療・運動器の専門家が指摘しています。

腰痛が長く続いている場合や,

何度も繰り返す場合は,

「痛い場所だけ」を何とかしようとするのではなく,

生活習慣や姿勢,身体全体のバランスまで

含めて見直すことも大切です。

「なかなか良くならない」と感じたら,

一度専門機関に相談してみるのも

一つの選択肢ではないでしょうか?