前編でも言いましたが
「不眠・中途覚醒・くいしばり」の原因は
自律神経(交感神経)の乱れです。
もくじ
自律神経が乱れる主な原因
そして,この自律神経が乱れる主な原因となるのが
「首や肩のコリ」
です。
首や肩が,こっているということは,常に筋肉が過緊張状態にあるわけです。
例えば,力こぶを作ろうとすると,自分の意志で腕に力を入れれば,力こぶを作れます。

首や肩の筋肉が,こってるというのは
自分の意志とは関係なく,首や肩に力を入れていることになり
こうして,力こぶを作ってるのと同じ状態を作ってる事になります。

これが日中の仕事や家事をしてるときだけでなく,寝てる時もこの状態にあるために
「不眠・中途覚醒・くいしばり」
などが起きるのです。

首や肩の筋肉をマッサージやストレッチで緩めれば改善する?
首や肩が,こってるというのは,力を入れてる状態だから

マッサージやストレッチでコリを緩めれば,首や肩に力が入っていない状態になるので,ぐっすり眠れるのでは?
と,考える人もいるかもしれません。
確かに,マッサージやストレッチで筋肉を緩めれば,首や肩の筋肉の緊張が緩み,身体に余計な力が入っていないので,ぐっすり寝れることはあります。
しかし,良く考えて欲しいのですが,そもそも首や肩の筋肉は,交感神経の働きにより緊張してるのです。
ということは,マッサージやストレッチで筋肉が緩んでも
交感神経が

首や肩の筋肉を緊張させて硬くしなさい!
という,命令を首や肩の筋肉に出し続けてるのです。
そのため,この交感神経が働いてる限り,すぐに首や肩の緊張が戻ってしまうのです。

交感神経の働きを抑えることが根本改善への道
交感神経が活発に働いてるから,首や肩の緊張して硬くなる・・・ということは,逆の見方をすれば,交感神経の働きが落ち着けば,マッサージやストレッチなど,しなくても首や肩の筋肉が緩むはずです。
ということは,マッサージやストレッチなど,しなくても首や肩の筋肉が緩んだら,交感神経の働きが落ち着いたことになるので,「不眠・中途覚醒・くいしばり」の改善に期待できるのです。
わかりやすく,まとめますと




大事なことは
「交感神経を落ち着かせることなんです。」
さいごに・・・
どうやって交感神経を落ち着かせるのか?
自律神経の中枢は,脳幹や脊髄にあります。

そして,その
「脳幹は,一部が首の中」
にあり
「脊髄は,背骨の中」
にあります。
当店が,「首・背骨・骨盤」の施術を重要視する理由が,ここにあります。
自律神経の乱れのよる不調でお悩みの方は,ぜひ一度,「首・背骨・骨盤」の施術をお試しください。