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不眠・中途覚醒・くいしばりの本当の原因は,◯◯だった! 【前編】

「夜にぐっすり眠れない・・・。」

「途中で何度も目が覚めてしまう・・・。」

「朝起きたら,アゴがだるい,歯をくいしばってる・・・。」

こんなお悩みで来店される方が,毎月いらっしゃいます。

では,なぜこれらが起こるのか?

その原因は何でしょうか?

実は,これらは全て,共通の原因で起こっていることが多いです。

不眠・中途覚醒・くいしばり の共通点

これらはすべて,自律神経の一つである「交感神経」が過剰に働いている状態で起こります。

自律神経には,次の2つがあります。

交感神経

活動・緊張・ストレス時に働く

副交感神経

休息・回復・睡眠時に働く

仕事したり,遊んだりする時に,活発に働くのが,交感神経

休憩したり,眠ったりする時に働くのが副交感神経です。

つまり,本来は就寝時は,副交感神経が活発になり,ゆっくり眠るはずなのに

「身体がリラックスできない」

「歯を食いしばる」

「夜中に何度も起きる 」

これらはすべて

交感神経が,睡眠時でも働いているサインなんです。

交感神経が睡眠時でも活発になる原因

筋肉の過緊張

交感神経が,就寝時でも休まず,活発に働く原因の一つが,筋肉の過緊張です。

首,肩,背中などが慢性的にこってると,脳が就寝時でも「活発に働くモード」を続けてしまいます。

その結果,寝ても深い眠りに入れず

途中で目が覚めやすくなったり,歯を食いしばったりするのです。

特に首や肩のコリは「脳への血流低下」の原因となり,自律神経の切り替えを妨げます。

また,筋肉の過緊張は,呼吸を浅くしてしまい,そのため,夜も呼吸が浅くなり,眠りが不安定になります。

精神的ストレス

悩みや不安,プレッシャーを感じると,寝ている間も「精神的な緊張」が続きます。

色々と考えたりしてしまうために,身体が「リラックスモード」である,副交感神経優位の状態に入りにくくなります。

また,ストレスを感じると,身体は「防御反応」として筋肉を固めます。

特に「咬筋」「側頭筋」などの,アゴ周囲はストレスの影響を受けやすく,無意識に食いしばることで緊張を発散しようとします。

改善するには?

一般的には,こうした自律神経の乱れに対して

  • 寝る前に,ストレッチなどをしたり,ゆっくり深呼吸して力を抜く習慣をつける。
  • 寝る30分前にはスマホを置いて,部屋の明かりを少し暗くして,脳に寝る時間を感じさせる。
  • お風呂で,しっかり温まる。

などを行い,自律神経の活動のバランスを整えます。

さいごに・・・

実は一般的な改善の仕方では難しい

一般的な改善の仕方をあげましたが,恐らくなんですが,不眠・中途覚醒・くいしばりでお悩みの方は,既にこれらは実行済みで,それでも改善しないために悩んでる方が多いと思います。

実は,上記の一般的な改善の仕方なんですが,これらを実行しても根本からの改善は難しいと言われています。

では,どうやって改善したら良いのか,わからなくなってしまいますよね?

整体で改善する?

これは,あくまで当店の,これまでの経験上の話ですが,これらの

「不眠・中途覚醒・くいしばり」

などのお悩みが,当店の施術で改善した例がいくつもあるんです。

なぜ,当店の施術で改善するのか?

前述したように,原因は

「筋肉の過緊張」と「精神的ストレス」です。

このうち,精神的ストレスは,整体で改善することは出来ませんし,ストレスをゼロにすることは,ほぼ不可能です。

しかし,筋肉の過緊張は改善できます。

また,経験上,この筋肉の過緊張を解消するだけで,改善することが多いのです。

次回以降にその辺の事を解説したいと思います。