【治療院に通ってる人へ】治ったと思っていても実は治っていないかも！？

痛くなくなったら治ったことになる？

「痛みがなくなることを治る」

・・・と普通は誰でもそう思いますよね。

確かに「痛みがなくなる」ということは非常に大事なことなのですが，でもそれだけで本当に治ったことになるのでしょうか？

例えば，急な頭痛などでつらい時にロキソニンなどの痛み止めを服用すると，痛みがすぐに治まって頭痛が治った気になります。

初めのうちは，そんな事が１ヶ月に１度あるかないかくらいだったので，頭痛薬を服用すれば頭痛が治まるので治ったと思う方も多いのですが，やがて頭痛の頻度が２週間に１度になると，いくら頭痛薬を服用すれば頭痛が治まるからといっても，大抵の人は

と疑問を感じるようになります。

実はこれは，コリや痛みにも同じ事が言えるんです。

例えば，急に軽い腰痛になると，多くの方は湿布を貼って２～３日無理をしないようにして様子をみます。

すると２～３日後には腰痛が無くなったので治ったと思うのです。

ところが，１ヶ月もしないうちに今度は，以前より強い腰痛になり，今度はマッサージ店で揉んでもらうことにより，痛みのほとんどが無くなったため，やはり治ったと思うのです。

でも，さらに今度は１週間もしないうちに今度は強烈な腰痛になり，湿布はもちろん，マッサージも効かないほどの腰痛に襲われます。

そこで初めて

と，疑問を感じるようになり，

今度は病院や鍼灸院や整骨院や整体院などの施術院に行くことになります。

施術院に通うようになり，ようやくつらい腰痛も改善するのですが，しかし１週間もすると徐々に痛みが戻ってきて２週間に１度は施術院に通うことになります。

こういうものだと納得して施術院に２週間に１度のペースで通ってる方も多いかと思いますが，もう一度，今度は逆に腰痛を頭痛に置き換えて考えてみてください。

これは２週間に１度のペースで頭痛が起きるので，その度に薬を服用してるのと同じですよね？

２週間に１度は薬を服用しないと我慢できない頭痛が起きると，何か自分の身体に異常があるんじゃないかと考えるのに，２週間に１度は整骨院や整体院に行かないと我慢できなくなるくらいに痛みが戻ってくるのには疑問を感じない方が多いのです。

結局，これは本質的なことは何も変わっていなくて，治ったのではなく，頭痛薬にしても施術院の施術も一時的な緩和をしてるだけなのです。

でも，多くの人はこの事に気づいてなく，しかも多くの鍼灸院や整骨院や整体院などの施術院では上記の考えに沿った，

痛みがなくなる一時的な緩和という施術をしているのです。

慢性痛の治療のほとんどが ”一時的な緩和” です。

上記のように

「痛みがなくなる＝治った」

ではなく，

「痛みがなくなる＝一時的に緩和している」

という事がほとんどです。

実は巷で行われている首肩こりや腰痛などの慢性痛に対する治療と呼ばれるものの，ほとんどがこの症状の一時的な緩和を狙ったものなのです。

具体例を挙げると

驚かれた方もいるかもしれませんが，これらは，全て症状の一時的な緩和を目的としています。

いつまで経っても良くならない方は，上記のような治療を続けているのではないですか？

実は当店でもまだ経験も知識も未熟だった頃，整体の施術は症状の緩和を狙ったものであり，コリや痛みが取れればそれで良いんだと思っていたんです。

しかし，そうした施術は確かにその場でコリや痛みがすぐに緩和されて，患者様にも喜んでもらえてはいたのですが，２週間後に再来店された頃にはすっかり元のコリや痛みが戻っていて，結局この繰り返しをしていたんです。

痛くない状態が続くのが本当の “治る” です。

その頃はそういうものだと思って，特に疑問を感じる事もなかったのですが，あるセミナーで

「イネイト・インテリジェンス」

という事を知ってから施術方針が180度変わって現在の施術方針になりました。

薬や電気治療器や施術では，根本から治すことはできません。

根本から治すことが出来るのは，その人の持ってる自己治癒力だけです。

骨折しても，薬やお医者さんは骨を元の状態に修復することは出来ません。

修復出来るのは自己治癒力だけです。

つまり，前述した頭痛も腰痛も２週間に１度薬や施術が必要としてるのは，本質的には治っていなくて一時的な緩和をしてるだけなんです。

本当に根本から改善しているなら自己治癒力が活性化してるために，頭痛も腰痛も起きない状態になります。

これが本当の意味での治った状態なのです。

さいごに・・・

まとめです。