もくじ
現代医学での四十肩・五十肩とは?
肩関節が大きく開いたり捻ったりすることによって起きる肩関節の捻挫とも言われています。
原因不明の肩の痛みと運動障害(自由に動かせない),発症年齢が40歳以降のものを「五十肩」と呼びます。
症状
最初,肩関節付近に鈍痛がおこり,腕の可動範囲の制限が起こります。
次第に痛みは鋭いものになり,急に腕を動かす場合などに激痛が走るようになります。
痛みのために腕を直角以上に上げられなくなったり,後ろへはほとんど動かせないなどの運動障害が起こります。
生活にも支障をきたすようになり,重症化すると,洗髪,髪をとかす,歯磨き,炊事,洗濯物を干す,電車のつり革につかまる,洋服を着る,寝返りを打つ,排便後の尻の始末などが不自由となり。日常生活に大きな困難をもたらす場合があります。
軽症で済むか重症化するかの仕組みもはっきりしていません。
痛みは片方の肩だけの場合と,一方の肩が発症してしばらく経つともう片方の肩にも発症してしまう場合とがあるが,片方の肩が発症してしまうともう一方も発症する確率が高いようで,これを防止することは難しいとされています。
また,痛みのピーク時には肩の痛みに加えて,腕全体にだるさや痺れがあることも。
常に腕をさすっていないと我慢できない,と訴える患者もいます。
初期の症状が始まってからピークを迎えるまで数ヶ月を要し,ピークは数週間続き次第に和らいできます。
痛みのレベルにもよるが,鋭い痛みが感じられなくなるまでに半年前後,さらにボールなど物を投げられるようになるまでには1年前後かかると言われています。
腕の可動範囲を発症前の状態までに戻せるかどうかは,痛みが緩和した後のリハビリ次第だが,多くの場合発症前の状態には戻りにくいとされています。
ウィキペディア(Wikipedia) より
肩関節の捻挫
四十肩・五十肩は,肩関節を開いたり伸ばしたりすることにより,起こった肩関節の捻挫です。
肩関節周辺の筋肉のダメージの度合いによって症状の強さが変わります。
四十肩・五十肩に対する施術とは?
四十肩・五十肩も当然自己治癒力が上がれば,治りも早くなります。
依って,他の場合と同じようにまずは「首・背骨・骨盤」の調整を行います。
また前述した初期段階の炎症期においては炎症を抑える施術を行い,対応いたします。
初期の痛みの強い炎症期は特に肩を無理に動かすことを避け,安静にすることが重要です。
※ここをしっかりと守れるかどうかでその後の治り方が大きく変わってきます。
それが過ぎた頃から,「首・背骨・骨盤」の調整による自己治癒力が上がることによる成果が徐々に現れて来ます。
症状の強さや肩の可動具合,痛くなってからの期間等でかなりばらつきがあるので,はっきりとした期間を回答することは出来ませんが,ほんの一例を記載します。
五十代女性 発症から2年以上 肩は痛いけど動かすことが可
週2回の来店で5回の施術でほぼ改善
五十代女性 発症から約2ヶ月 痛くて寝返りも出来ず
週1回の来店で6回の施術で,就寝時の痛みは改善。
可動域はやや良くなった程度だけど,ご本人様の希望で就寝時の痛みが無くなっただけで満足されて終了。