花粉症は,身体の「免疫」が
花粉に過剰に反応することで起こります。
免疫は本来,身体を守るための仕組みですが,
花粉を “敵” と判断してしまい,
ヒスタミンなどの物質が出ることで症状が現れます。
もくじ
免疫の司令塔はどこ?
「免疫の司令塔は脳なの?」
と思われる方もいますが,実はそうではありません。
免疫は脳が命令して動いているわけではなく,
リンパ節や腸などにいる免疫細胞が,
それぞれ判断して働いています。
特に小腸には体内の多くの免疫細胞が集まっており,
免疫バランスにとってとても大切な場所です。
そのため,
「腸内環境を整えると花粉症がよくなるのでは?」
という考え方が広く知られています。
腸は免疫に関わってるが・・・
腸は免疫に関わっていますが,
「腸を整えれば花粉症が必ず治る」
というわけではありません。
花粉症の症状そのものは,
鼻の粘膜で起きる免疫反応が主な原因だからです。
腸内環境は
“体質や反応の強さ”
に影響する可能性はありますが,
直接の原因ではありません。
そのため,腸に良い食事をしても
症状が大きく変わらないこともあります。
自律神経は関係あるの?
ここで関わってくるのが自律神経です。
自律神経は,
- 血流,粘膜の分泌
- 炎症の出方
- ストレス反応
などに関係しています。
自律神経のバランスが乱れると,
同じ免疫反応でも症状が
強く出やすくなることがあります。
そのため,自律神経を整えることが結果的に
症状の感じ方の軽減につながる場合もあります。
まとめ
- 花粉症は免疫反応によって起こる
- 腸は免疫にとって大切な場所
- しかし,腸内環境を整えても必ず良くなるとは限らない
- 自律神経は症状の出方に影響することがある
薬や腸内環境を整えるだけでなく,
自律神経を整えることで
症状の軽減の期待が出来ます。
つらい花粉症でお悩みの方は,
自律神経を整えるアプローチも
一つの選択肢として,是非ご検討ください。
